2022 女子世界バレーPool D 対アルゼンチン

1. 結果

JPN 4W-1L

 JPN  3 25 25 25
 ARG 0 17 19 17

ARG 2W-3L

 各セットとも序盤は不安定な日本であったが、中盤以降アルゼンチンを突き放すことができた。

http://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256542364

 総得点は、石川さん25点、続いて井上さんが14点。

 サーブ得点は、石川さんが4点でトップ。

 ブロックは林さんと横田さんが2得点でチームトップ。

 Reception成功数は、内瀬戸さん5本、石川さん2本。

 Digは、石川さん9本でトップ。

 ミドルブロッカーのブロックが、タッチを含め少なかった印象である。

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2. まとめ

 3-0で勝利したため、Pool Dを2位で通過。中国戦の惨敗からよくここまで立ち直ったと思う。終盤に投入された宮部藍梨さんは良い意味で目立っていた。この試合でのスーパーサブであった。石川さんは攻守にわたりチームの大黒柱となり牽引した。これまで大活躍した井上さんは相手の徹底マークに苦労した。林さんは石川さんにブロックがつくのを見越して、隙間を決めていた。セッターの関さんが左右にトスを散らせたことも良かった。

 次のPool Eでは、イタリア、ベルギー、オランダ、プエルトリコと対戦する。    参考程度であるが国別ランキングで、7位の日本に対し、イタリアが2位で格上、オランダ10位、ベルギー11位と同等、プエルトリコが17位とやや落ちる。

 勝手な予想では、このPool Eを、イタリア、中国、ブラジルと共に日本が通過する。そのために、ミドルブロッカーのブロック得点力アップ、それと内瀬戸さんのサーブレシーブの安定を期待してしまう。

 古賀さんの本当のけがの状況は分からないが、中国戦で立つのも難しいくらいの捻挫をしたということは、自分の経験では1,2週間の休養では元に戻らないので、痛み止めとテーピングで無理して出場するのは控えてほしい。