2022 女子世界バレーPool D 対中国
1. 結果
中国 3-0
CHN 3 28 25 29
JPN 0 26 17 27
日本 2-1
第一セット、第三セットとも奪取する機会はあったが、残念ながら両方とも中国が取った。
http://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256541199
総得点、70点のうち、スパイク53点、ブロック2点、サーブ1点、相手のミス14点で、ブロック、サーブでの得点が低かった。
最多スコアは井上さん19点、林さん10点。ブロックは古賀さん、林さんが1得点。
receptionの成功数は、内瀬戸さんと古賀さんが6回で最多。
2. まとめ
序盤で中国のサーブがネットインで得点となり、流れが中国に傾いた。
サーブで崩すことができず、逆に崩されて、相手ブロックに捕まった。古賀さんは狙われていた。つなぎも良くなく、日本が勝つための作戦が封じられていた。
中国が格上チームであるが、日本もつなぎの正確性があれば、1,3セットを取ることができたと思う。
ブラジル戦までに、石川さんがアウトサイドヒッターで調子を戻してほしい。
最後に怪我をした古賀さんはチームメンバーを信じて、完治するまで応援に回ってほしい。
2022 女子世界バレーPool D 2戦終了時点
1. 順位
第二戦終了時点で、Pool Dの順位がちょうど半々に分かれた。
2勝: 日本、中国、ブラジル
2敗: チェコ、アルゼンチン、コロンビア
次のフェーズ2(Pool E)に進むためには、6チーム中4位以内に入ればよいのでアクシデントが起きなければ進出確定と思う。個人的には準決勝進出してほしいので、次の中国戦は勝利することが求められる。
Women's World Championship 2022 - Standings | volleyballworld.com
参考程度で各国の現在のランキングは、
- 2位 ブラジル
- 4位 中国
- 7位 日本
- 16位 コロンビア
- 18位 チェコ
- 23位 アルゼンチン
2. まとめ
本日、日本は試合のない日だったため、序盤の勝敗と、世界ランキングを調べてみた。
Pool Dの対戦結果がPool Eに持ち越されるため、中国戦は大きな戦いである。
最近の対戦では、2002-7-19に日本は中国に3-1で勝利している。今回は互いに意地の張り合いとなり接戦になると予想する。
2022 女子世界バレーPool D 対チェコ
1. 結果
日本 2-0
JPN 3 25 25 25
CZE 0 15 20 12
チェコ 0-2
2. 記録
チームとしては、総得点75点のうち、スパイク48点、ブロック6点、サーブ8点、相手ミス13点。サービスポイントが特に良く、ブロックも良かった。
最多スコアは、古賀さんで20点、続いて島村さんと井上さんが15点。島村さんが、終盤目立った。
http://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256540601
ブロックポイントは、島村さんと古賀さんが2得点ずつ。井上さんと山田さんが1得点。
digの成功数は、福留さんの11がトップで古賀さんが10で続く。
receptionの成功数は、林さんが5がトップで石川さんが3で続く。
サービスポイントは、古賀さんの3得点が最高。最終セットの終盤はずっと古賀さんがサービスを行っていた印象が強い。
3. まとめ
サーブとブロックで得点を上げていたので、見ていて安心できた。林さんは石川さんより波に乗っていて、出場機会が多くなりそうである。テレビ中継も昨日より良かった。昨日はリプレーが長すぎて、サーブを行っている部分が見られないことがあったが、本日は全部見ることができた。
2022 女子世界バレーPool D 対コロンビア
1. 結果
日本 1-0
JPN 3 25 25 25
COL 0 20 22 17
コロンビア 0-1
2. 記録
チームとしては、総得点75点のうち、スパイク57点、ブロック4点、サーブ4点、相手ミス10点。ブロックがあと2,3点ほしい印象。
最多スコアは、井上さんが21点、続いて古賀さんが16点。
http://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256540386
ブロックは、井上さんと横田さんがトータル8回の機会が最高で各1得点。続いて島村さんがトータル5機会で得点ゼロ。他のブロック得点は、古賀さんと林さんの1得点。
digの成功数は、林さんがトップで井上さんが続く。数が多く成功率も高いのは、福留さんと内瀬戸さん。さすがリベロ。
receptionの成功数は、林さんがトップで内瀬戸さんが続く。この二人と古賀さんでほとんどのreceptionを行っていて、3人でサーブレシーブを行っている。
今回の代表は、古賀さん頼りでなく、井上さん、林さんが目立ち、相手としても狙いを絞りづらいはず。逆にミドルブロッカーはもっと目立ってほしい。
3. テレビ中継で感じたこと
ルール説明が画面に現れ、新規の人でも理解できるように工夫がされていた。一方、リプレイが長すぎてプレーが見られなかったり、試合開始直前の実況にテーマソングを重ねて聞き取りづらくしたり、要改善点が目立った。
バレーボール国際大会、気ままにフォロー
- 国際大会の整理
バレーボールは大きな国際大会が毎年のように行われている。
- 世界選手権 : 頂点に位置する大会。4年に一度。オリンピックの中間年に開催。
- オリンピック : スポーツの祭典。4年に一度。
- ワールドカップ : 4年に一度。オリンピックの前年に開催。
- ネーションズリーグ : 毎年開催。
バレーボール協会HP
https://www.jva.or.jp/international/position.html
ワールドグランドチャンピオンズカップは、4年に一度、オリンピックの翌年に開催されていたが、東京オリンピックが2020年から、2021年に延期されたこともあり、2017年を最後に開催されていない。
- 大会スケジュール
今後のスケジュール
2022年 : ネーションズリーグ(済)、世界選手権(男子済)
2024年 : ネーションズリーグ、オリンピック
2025年 : ネーションズリーグ
となるはずである。